<古民家再生プロジェクトその20>屋根改修スタート
あの大雪から一ヶ月。やっと工事が再開しました。
雪も融け、材料も到着しました。
2014年3月更新
2月14日夕方から15日朝にかけて関東内陸や甲信地域では記録的大雪に見舞われました。
ここ飯能も1メートルの雪が積もりました。
除雪車による除雪作業が進まなければ車も動かせず、古民家再生の現場へも近づけません。
古民家の様子を見に行くことができたのは、週が明けてからのことでした。
現場に着いてびっくり!
もともと、屋根勾配のきつい家ではありましたが、
積もった雪が勢いよく落ちる→足場を直撃→足場が壊れる
屋根の一部が破損→内部に雨漏り発生
庭にあった樫の木も雪の重みに耐えられず折れていました。
またしても、工事がストップです。
屋根の破損がひどく、大掛かりな補修が必要です。
大雪の被害は関東全域でおこっており、その後建築業界では資材と職人さんの争奪戦が広がりました。
古民家のある地域が飯能市のやや山深いところにあったこともあり、雪が解けるのにも時間がかかりました。
結局工事が再開したのは、この大雪から一ヶ月後のこことなりました。
2014年2月更新
左官職人による漆喰塗り作業が始まりました。
昔の建物なので、やはり壁は現在の家屋に多いクロス仕上げではなく漆喰の塗りで。
漆喰塗りの作業は、職人の腕の見せ所。
現在では、漆喰の仕事はあまりないとのことで、職人さんも大変喜んで熱心に取り組んでいただきました。
クロス仕上げに比べると約3倍も価格のあがってしまう漆喰仕上げですが、仕上がりの質感・効果効能を考えるとお値段以上なのかもしれません。
2014年2月更新