2月14日夕方から15日朝にかけて関東内陸や甲信地域では記録的大雪に見舞われました。
ここ飯能も1メートルの雪が積もりました。
除雪車による除雪作業が進まなければ車も動かせず、古民家再生の現場へも近づけません。
古民家の様子を見に行くことができたのは、週が明けてからのことでした。

現場に着いてびっくり!
もともと、屋根勾配のきつい家ではありましたが、
積もった雪が勢いよく落ちる→足場を直撃→足場が壊れる
屋根の一部が破損→内部に雨漏り発生


庭にあった樫の木も雪の重みに耐えられず折れていました。
またしても、工事がストップです。
屋根の破損がひどく、大掛かりな補修が必要です。
大雪の被害は関東全域でおこっており、その後建築業界では資材と職人さんの争奪戦が広がりました。
古民家のある地域が飯能市のやや山深いところにあったこともあり、雪が解けるのにも時間がかかりました。
結局工事が再開したのは、この大雪から一ヶ月後のこことなりました。
2014年2月更新
いつも、当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。
弊社、社内研修のため、下記の通り営業時間を変更させていただきます。
お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
2月21日(金)15:00にて閉店
2014年2月更新
左官職人による漆喰塗り作業が始まりました。
昔の建物なので、やはり壁は現在の家屋に多いクロス仕上げではなく漆喰の塗りで。
漆喰塗りの作業は、職人の腕の見せ所。
現在では、漆喰の仕事はあまりないとのことで、職人さんも大変喜んで熱心に取り組んでいただきました。
クロス仕上げに比べると約3倍も価格のあがってしまう漆喰仕上げですが、仕上がりの質感・効果効能を考えるとお値段以上なのかもしれません。

2014年2月更新


古い梁も新しく塗り直して化粧直し。
新たに張った天井部分も同じ塗装を。
梁が綺麗になるとぐっとしまった印象になります。
2014年2月更新


1階部分のフローリングには、杉の無垢材を黒弁柄塗装にした板を施しました。
弁柄塗装とは、日本の伝統的な塗料・塗装方法で、和のテイストが見直されている今、ふたたび注目されています。
傷はつきやすい素材ではありますが、その質感は最高です。
肌触りがよく、そのまま寝っころがりたくなるような気持ち良さです。
2014年2月更新